消費税とは
消費税は、消費にたいして、広く公平に負担を求める間接税です。 消費税の課税対象は、国内において事業者が事業として対価を得て行う資産の譲渡、貸付け及び役務の提供と外国貨物の輸入です。
この消費税は、生産及び流通のそれぞれの段階で、商品や製品などが販売される都度その販売価格に上乗せされてかかりますが、最終的に税を負担するのは消費者となります。
事業者は、課税期間ごとにその課税期間の終了の日の翌日から2か月以内(個人事業者は翌年3月31日)に、納税地を所轄する税務署に消費税の確定申告書を提出するとともに、その税金を納付する必要があります。
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○ 経理のための『ワンポイントアドバイス』 | ||
消費税は、最終的に税を負担するのは消費者ですが、納税に関しては、事業者が、生産及び流通のそれぞれの段階で販売時に消費税を預り、消費者に代わって税務署に申告納税する制度を採用されています。
消費税の計算では、まず、消費税の課税対象となる取引か否か仕訳段階における正確な課税区分が重要です。 多量な日常業務を正確に処理するため、会計システムを使った効率的な運用が求められるポイントでもあります。
また、消費税は、法人税と違って赤字でも納税額が発生するほか、一般に納税額が多額になるため、納税資金を忘れず確保することが重要となります。
なお、消費税には、課税事業者の選択適用、簡易課税制度の適用、仕入税額控除の計算方法など、納税額に影響がある選択肢がいくつもありますが、納税額を最適化するためには、課税売上の予測シミュレーションにもとづいた専門的な判断が必要になります。専門家である税理士とよく相談の上で、最善の選択をしていただくことをお勧めいたします。
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