独立して事業をはじめるにはどんな費用が掛かりますか
独立・起業にあたっては、設立に必要な書類の作成や印紙税など、設立当初に最低限必要となる資金(開業資金)、さらに開業後のマーケティングや販路拡大に必要な期間、定常的な収入を確保できるまでの期間の費用を賄えるだけの資金(運転資金)が必要となります。
どんなに素晴らしい事業計画も、必要資金と調達方法の検討が不十分であれば、事業を立ち上げることはできません。起業を成功させるためには、資金計画と事業計画を一体で考えることがポイントです。
|
○ ベンチャー経営のための『ワンポイントアドバイス』 | ||
一般に、起業する会社は、3年間は赤字となることが多いと言われます。
起業当初は、事業を存続させることを最優先に考え、無駄なお金を使わないよう資金計画に従い、慎重に投資決定していくことが大切です。また、事業運営についても、固定費をなるべく抑えるようにしていくことが大切なことと言えるでしょう。
また、事業が軌道に乗り、売上拡大期に入ると、納税資金や人件費、在庫資金など、資金繰りについては、起業時より、さらに繊細なかじ取りが必要になります。
今後の安定した企業経営の手法を学ぶ意味でも、起業時から、自社の財務状況・コスト構造を理解し、資金の流れを意識した経営をしていくことが大切です。
|
おすすめのコンテンツ
|
経理のナレッジポータル『記事一覧』
|
|