経理の仕事内容を教えてください。
経理部門が担当する経理業務には、大きく分けて、「日々の経理業務」「月次の経理業務」「年次の経理業務」の3つがあります。
「日々の経理業務」としては、現金の出納管理や、立替経費の精算業務、伝票の記帳・整理が代表的なものとなります。「月次の経理業務」としては、取引先への請求・回収、および給料の支払い、取引先への支払業務などがあります。また、「年次の経理業務」としては、法人税や消費税の確定申告、株主総会での計算書類の報告や予算管理などがあります。
経理部門が担当するいずれの業務も、会社経営において欠かすことのできない大切な業務です。
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○ 経理のための『ワンポイントアドバイス』 | ||
経理の年間のスケジュールを見て分かるように、4月から6月までは、年次決算関係の仕事が目白押しです。 3月の終わりから、決算に向けての準備をはじめ、実地棚卸や現金等の残高確認といった決算作業、法人税や消費税の確定申告、株主総会での計算書類の報告と続きます。この時期が、経理の一番の繁忙期といわれます。
また、年次決算とは別に、1月から2月にかけての、予算編成も経理の大事な仕事の一つです。 業績の着地見込みや、各部署への予算策定方針の伝達、部門予算の集計といった業務を担当することになります。
そして、上場会社の場合は、これらに加えて、決算短信の発表や、有価証券報告書の作成といった仕事が必要になるほか、四半期報告制度や内部統制報告制度への対応など、年中繁忙期に近い状況になっています。
このように、経理の仕事はとても幅広く、年中が繁忙期のようにもなっていますが、どの業務も会社経営にとって欠かせないものですので、がんばっていきましょう。
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