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出納業務は、銀行振込などの入出金業務、小口現金制度を通じた現金管理業務、現金預金の残高管理からなります。

現金預金の管理は、支払手段という性格から不正や誤謬等を招きやすく、現金預金の着服といった不正等の予防に配慮が必要な重要な業務です。

ファームバンキング経由や銀行振込明細を入手することにより入金事実を確認し、入金伝票の計上を行います。また、入金内容を確認し、自社の請求内容との照合を行います。

関係部門からの支払依頼に対して、支払内容、妥当性を確認し、支払を行う口座の残高、振込先口座の登録などを確認後、銀行振込を実施します。支払事実を確認後、支払伝票も計上します。

社内規程等により取り決めた額を踏まえ、支払内容を検証し、小口現金を補充します。 日々の入金･支払報告等により、その実績を小口現金出納帳にて管理します。 一定期日ごとに、小口現金出納帳の入出金額及び残高を確認し、社内規程等で定めた金額(取決額)との照合、口座残高との照合を行います。

手元現金の入出金事実を踏まえて現金出納帳を作成し、管理します。

現金出納帳の残高と現金の手元有高を照合し、不符合があれば、その原因を究明します。

銀行預金の入出金の事実を踏まえ、預金台帳を作成し管理します。

預金台帳の残高と銀行の預金残高を確認し、照合、不符合があれば、当座勘定調整表を作成し、原因を特定して正しい残高となるように調整します。